常に国家資格人気ランキング上位の社会保険労務士は、 難易度の高さにもかかわらず受験者数は多く、男女問わず圧倒的な人気を誇っています。
ですから「社労士の仕事ってよさそうだなあ!」「社労士になってみたいなぁ?」と憧れている人も沢山おられます。
あなたもその一人かも知れませんが、社労士試験は受験するまでが困難です。
さらに中卒の人にはショックなことは、受験する以前に、受験資格の1つ目から中卒者ははじかれています。
↓〔引用〕
学校教育法(昭和22年法律第26号)による大学、短期大学若しくは高等専門学校(5年制)を卒業した者(専攻の学部学科は問わない)
しかし悲観することはありません。中卒者でも受験資格を満たす方法が沢山あります。
今回この記事では、中卒の人が社会保険労務士試験の受験資格を満たし、合格までの道筋と言いますか、設計図を紹介します。この設計図に沿って実行してもらえれば、効率よく社労士合格の可能性は高くなります。ぜひお試しください!
まずは社労士試験の受験資格から
社会保険労務士試験は受験資格があります。下記の3つのいずれか1つが必要です。
1.学歴:短大卒と同等以上の学歴がある方
2.実務経験:社労士や弁護士の業務の補助に通算3年以上従事していた方
3.厚生労働大臣が認めた国家試験合格:厚生労働大臣が認めた国家試験に合格している方
この3種類の受験資格ルートから、最終学歴:中卒者が『中卒・高校中退者の人生を逆転させる設計図』に沿って選ぶルートは、①と③になります。
③の社労士を目指す【厚生労働大臣が認めた国家試験合格】ルート
厚生労働大臣が認めた国家試験には40種類ほどありますが、どれもそう簡単に合格できる試験ではありません。
その中で、中卒者でも受験できる試験はないか?探してみると・・・・・・・・・・
ありました!それは、行政書士試験です。
行政書士試験には、受験資格の条件や要件はありません。年齢、学歴、国籍等に関係なく誰でも受験できます。ということは、中卒の人でも受験することができると言うことです。
行政書士試験は難関ですが、社労士の仕事と相性の良い資格で、将来社労士になった時に活かせる資格だそうです。色々調べてみましたが、間違いなく行政書士と社労士、このふたつの資格は相互作用性が高く、就職、転職そして独立開業に役立てられる部分があります。
まずは社会保険労務士の受験資格がない最終学歴が中卒の人は、行政書士試験からステップアップとして社会保険労務士の受験を目指します。また法律用語に慣れることができ、将来の社労士試験の対策にもつながります。急がば回れです(^^)/
今までは、最終学歴:中卒から脱出する手段として、特修生制度を使って通信制大学進学を考えていたが、大学に行っている時間が少しもったいない気がする・・・。最終学歴:大卒になる前に、最短で資格を先に取得したい方は、このルートを選択することはアリだと思います。流れは、
〔スタート〕
最終学歴:中卒
↓
①行政書士試験受験
↓
②行政書士試験合格。その受験資格で社労士受験
↓
③社労士合格。社労士と行政書士をダブルライセンス取得!
※最終学歴:中卒であっても、社労士と行政書士のダブルライセンス取得は、とんでもなく、言葉には言い現わせないぐらい凄い事です。ダブルライセンス取得した自信と勢いで、その後、安心して最終学歴:大卒を目指せます。
①の社労士を目指す学歴ルート
私はもっとストレートに社会保険労務士を目指したい!と言う方もいらっしゃると思います。
この場合は『中卒・高校中退者の人生を逆転させる設計図』にも書きましたように、特修生制度のある通信制短期大学を目指します。そうすれば卒業と同時に無条件で社労士の受験資格を取得できます。
そこでお薦めしたいのが、自由が丘産能短期大学です。
理由は、この短大には、『社会保険労務士コース』があって、無事卒業すれば、短期大学士と社労士受験資格を同時に得ることができます。これは時間的にもコスト的にも素晴らしいことです。流れは、
〔スタート〕
最終学歴:中卒
↓
①特修生として自由が丘産能短期大学に入学
↓
②正科生として自由が丘産能短期大学『社会保険労務士コース』に入学
↓
③自由が丘産能短期大学『社会保険労務士コース』卒業→短期大学士&社労士受験資格を取得。この時点で、学歴は中卒→短期大学士に変わり、最終学歴:中卒から脱出です!
※当初の計画、最終学歴:中卒から無事脱出に成功。おまけに社労士受験の資格も得ました。
自由が丘産能短期大学 通信教育課程
出典:自由が丘産能短期大学
本校所在地 | 〒158-8632 東京都世田谷区等々力6-39-15〔地図〕 |
学生の種別 | 特修生 |
出願資格 | 希望する入学年度の4月1日時点で、満15歳以上の方 |
入学時期 | 4月と10月の年2回 |
入学選考方法 | 書類選考で、入学試験はありません。 |
修業年限 | 6か月以上1年以内 |
正科生入学資格認定方法 (履修科目・単位数) |
・中学校を卒業した方(高等学校中退者)が、所定の6科目(16単位)を修得することによって、本学の正科生として入学資格(1年次入学)を得ることができます。 ・心理学(4単位)、創造性の開発(4単位)、自然科学概論(2単位)、社会学概論(2単位)、日本の文学とことば(2単位)、法学入門(2単位)、合計単位数16単位 |
特修生の大学入学資格 の注意点 |
・正科生として入学した場合は、16単位を既修得単位として設定し、卒業要件単位数に算入されます。短大卒業に必要な62単位の一部に算入されるので、残りの46単位を修得するこで短大卒業の資格が得られます。 ・正科生としての入学資格認定は、本学通信課程に限定されます。したがって、正科生として通信教育課程へ入学した後、通学課程への転部や他大学への入学は認められません。 |
入学時納付金(学費) | 登録料7,000円、受講料80,000円⇒合計87,000円 |
学習スタイル | 自宅で学ぶ通信授業、大学で学ぶ面接授業(スクーリング)の組合せで自分のペースで学習を進めます。 |
学習サポート | 勉強会あり!親睦会あり!全国に広がる「学生会」。学生同士で学び合い、支え合う。「通信教育=孤独な闘い」というイメージを覆すのが学生会活動です。在学生や卒業生が主体となって、様々なイベントを企画・運営。自学自習の強力なサポートになります。 |
詳細は学校案内パンフで調べてみる | ⇒ 自由が丘産能短期大学の資料請求(無料)ページへ |
あなたはどんな人生をデザインするのか?
選択肢は2つです。
①今は最終学歴:中卒は、そのままにしておいて、先に資格(社労士+行政書士)を取得する。その後、『中卒・高校中退者の人生を逆転させる設計図』に沿って、最終学歴:大卒を目指す。
②やはり先に最終学歴:中卒から脱出したいので、当初の予定通り『中卒・高校中退者の人生を逆転させる設計図』に沿って、特修生制度のある通信制短期大学に入学。そして短期大学士&社労士受験資格を取得。その後最終学歴:大卒に成るため、通信制大学3年次に編入して、ゆっくり卒業と社労士合格を目指す。