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最終学歴:中卒のままの未来

日本では中学校卒業までが義務教育となっています。ですから中卒は学歴としては一番最下層になります。中学校を卒業後高校へ進学しなかった人、また高校は入学したが中退してしまった人の最終学歴は『中卒』となります。では、その中卒の人たちはその後どのような進路を選ぶケースが多いのでしょうか?

 

中卒でも正社員で就職するケース

中学校を卒業後、アルバイトや派遣社員から努力が認められて正社員として採用される場合もあります。ですから最終学歴が中卒だからといって、決して正社員として就職ができないことではありません。

しかし正社員として就職できる業種も、製造業、建設業、医療介護関連など『肉体労働系の仕事』の割合が多いのが中卒の学歴で就職した人の特徴です。そのため業界の特徴としてもなかなかキャリアアップにつながりにくい業界のため、給料は増えにくい傾向があります。正社員として働いてはいますが、ずっと低賃金のままということもあり、家庭を持つには年収が低いため、なかなか結婚が難しく、生涯一人で暮らす人も多くいます。

 

中卒フリーターとしてアルバイトを続けるケース

アルバイトであれば学歴なども特に関係なく気軽に働き始めることができることから、正社員で就職できなかった場合、フリーターでアルバイトをはじめるケースが多いです。また一つの場所で働き続ける人もいれば、短い期間のバイトを転々とする人もいます。

しかし若い頃は問題ありませんが、年齢を重ねるごとにアルバイトでも仕事を見つけることが難しくなっていきます。またアルバイトを転々としているタイプの人は正社員へ就職するケースも難しくなってしまいます。

また中卒者の人は社会保険などの知識が乏しく、そのため社会保険に加入しないでアルバイトで働き続けていた結果、老後の保障額が減ってしまう人もいます。アルバイト生活では時給が増えるわけではないので、低賃金のまま貯金もできないため、老後の金銭事情に関してはかなり不安な面があります。

 

まとめ:最終学歴:中卒のままの未来

最終学歴:中卒をそのままにして社会に出た場合、進路はかなり過酷になりやすいのは事実です。大切なことは出来る限り早い段階で今の生活から抜け出すことを考えることです。年齢を重ね過ぎると、自分が望む生活への道は閉ざされます。もし自分ひとりで抜け出す方法が分からない場合は、周囲の力を借りることも選択のひとつです!