大学の入学先を選ばなければ、誰でも合格できる『大学全入(ぜんにゅう)時代』が訪れようとしています。将来“大卒”が当たり前になる日本で、最終学歴が中卒のままでは何かと支障をきたすことは予想されます。そこでこのサイトでは、【最終学歴:中卒】から脱出する第3の方法をお伝えします。通信制高校へ再入学したが卒業ができなかった方、高認試験に合格できない方、そしてそのご家族にぜひ知っていただき、再度挑戦してもらいたいと思います。

通信制大学の特修生制度を詳しく知りたい!


「中卒者や高校中退者は、最終学歴は“中卒”だけど、社会に出てみて、やっぱり大学に進学して学び直したくなった!」というあなたへ。

「今さら高校に再入学したり、大学受験のためだけに高卒認定試験を受けるのは面倒だ!」 と考えているあなたへ。

 

朗報です!!

 

高校に再入学、また高卒認定試験を受験してまで高卒資格を取得しなくても大学に進学ができる裏技があります。

裏技と言うと、怪しい~~と思われそうですが、正真正銘、正々堂々、最終学歴:中卒者でも正規に大学に入学出来る方法です。

それが通信制大学の特修生(とくしゅうせい)制度と言います。

通常、大学や短大そして専門学校に進学するには、“高卒資格“の取得が必須です。

しかし通信制大学では、“高卒資格=大学受験資格”を持たない人でも、希望する通信制大学に決められた期間在学して、指定の科目(16単位)を履修すれば、正式に入学資格が得られる特修生(正科生入学資格取得生)制度を設けています。

これから特修生制度について解説しますので、最終学歴:中卒の解消を真剣に考えられておられる方にぜひご覧いただきたい!

 

特修生制度を利用して大学入学する流れ

1.特修生制度を実施している通信制大学の中から、希望する大学へ特修生として入学します。

・特修生になるための最低条件は、「中学校卒業」です。つまり、「中学校卒業の人」と「高校中退の人」が対象になります。
 
・入学試験はありません。書類選考のみ。

 
・入学時期は年に春と秋の2回。

 
・出願条件は入学年度の4月1日時点で満18歳以上。
ただし放送大学など一部の通信制大学では、満15歳以上から特修生として入学できる場合もあります。

★無試験で入学機会は年に2回ありますから、「大学で学びたい!」と思ったら、いつからでも進学するチャンスがあるのが通信制大学です。

2.入学後、特修生として大学が指定する授業科目(16単位)を修得し、満18歳以上になっていれば、特修生として学んでいる通信制大学の正科生1年次への入学資格が得られます。

正科生とは、卒業資格(大学卒業が目的)を得る学生のことです。特修生を経てその通信制大学へ入学した後は、特修生として取得した分の科目の単位が認定されるので、卒業までの必要単位に加算されます。

(注)特修生制度を利用して大学に入学する流れは概ね上記となりますが、各大学によって多少の違いがありますので、各大学の入学案内資料(無料)を取り寄せて確認してください。

 

特修生制度を使って、大学入学資格を取得するための費用

各々通信制大学によって入学料・授業料は違ってきますが、約9万人の在籍者のいる日本最大の通信制大学:放送大学と、2018年4月に開学した新しい東京通信大学を例に説明します。

放送大学の場合

放送大学では、他の通信制大学で一般的に呼ばれている“特修生”のことを、科目履修生、選科履修生と言います。違いは、科目履修生は6か月在籍コース、選科履修生は1年間在籍コースとして入学します。

・入学料:科目履修生7,000円、選科履修生9,000円

・授業料:8科目(16単位)×¥11,000(1科目)=¥88,000

 
⇒総合計:科目履修生で入学する場合95,000円、選科履修生の場合97,000円

東京通信大学の場合

・入学料10,000円
・授業料16単位×6,000円(1単位)=96,000円
・学籍管理料(3か月)5,000円×4回分(12カ月)=20,000円 
 
※16単位を3カ月で修得は難しいと思いますので1年で計算。
⇒総合計:126,000円

この金額が高いか安いか?!を比べる材料として、都道府県によって違ってきますが、全日制公立高校の入学金・授業料(3年間)で総額約40万円、定時制はその半分の約20万円くらいですから、通信制大学の特修生制度を使って高卒資格を取得する方が、経済的負担は大きく変わってきます。

また特修生制度で修得した16単位は、正式にその通信制大学に入学後、卒業要件となる単位に参入されますので、特修生として使った学費は無駄になりませんし、一挙両得といった感じです。(大学によっては、算入されない学校がありますので、あなたが入学を希望する大学はどうなのかを調べる必要があります。)

※特修生に必要な学費は、各大学によって異なりますが、高額な芸術系大学を除くと、一番安い¥81,000(創価大学)~¥203,000(明星大学)の間になります。

 

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特修生制度を利用するメリット

最終学歴が“大卒”になれば、就職、結婚など人生のあらゆる場面で選択肢は大きく広がります。

しかし中卒者(高校中退者も含め)が大学を受験するには、高卒認定試験を受けて高卒資格を得なければなりません。

それにはお金も時間もかかり、改めて高校の勉強をやり直すことは何より精神的な負担の方が大きいです。

同じ負担をかけるのなら、高卒資格と大学入学を同時に取得できる特修生制度にエネルギーを向けた方が得だと思います。

通信制大学の特修生制度を活用する大きなメリットは、

いきなり大学生になれる!

特修生制度を活用して通信制大学へ入学すれば、その時点であなたは大学生です。

高校に再入学したり、高卒認定を取得するより、大幅な時間短縮になりますよ。

 

特修生制度の注意点

魅力たっぷりの特修生制度ですが、注意すべき点もあります。

特修生から入学した場合、下記のように進路変更できない事項があります。

ぜひ入学前にはしっかりと学校案内の資料(無料)を取り寄せて、「興味のある学科」「将来取得したいと考えている資格」「オンライン授業」「スクーリングの有無」など研究をしてください。

1.特修生を終えた後、入学資格があるのは“特修生として学んだ通信制大学”に限定される

特修生で必要な単位を修得しても、特修生として学んだ通信制大学以外の受験資格は得られません。

例えば、A大学の特修生として、所定の単位を修得し正科生としての入学資格を得ます。その資格はA大学しか通じず、この資格で他の通信制大学へ入学することは出来ません。

2.特修生から正科生となり中退退学した場合、学歴は「大学中退』にはなりません

高卒資格を持って通信制大学に入学し中退した場合、最終学歴は「大学中退」になりますが、特修生から正科生になった場合の最終学歴は“中卒”のままです。

3.特修生で入学した場合、途中で他の大学に3年次編入や転学はできません

通常は大学に2年以上在籍し、既定の単位を修得すれば、編入試験を受験して他の大学へ編入・転学したりできます。

しかし、特修生制度を利用して通信制大学の正科生になった場合、一度卒業するまでは編入制度や転学制度の利用は出来ません。

4.卒業の難易度は、通学制の大学より高い

通信制大学の学生は、学校時代のように指示がないため、勉強のスケジュール管理、モチベーションの維持も全てコントロールしながら目標(大卒)へ向かわなくていけません。

それには、“覚悟”を決めて入学するかどうか判断しましょう!

 

まとめ

全国に『特修生制度』を実施している通信制大学は24校あります。各大学によって入学年齢、習得単位数は違ってきますが、概ね上記の内容が『特修生制度』の注意すべきポイントになります。ぜひ興味を持った大学の入学案内を取り寄せて研究してみてください。

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私個人としての意見ですが、今さら通学制・定時制・通信制の高校に入学して、時間とお金をかけて、理科だ!数学だ!と頭を悩ますくらいなら、生涯にわたって必要になってくる実学を学ぶことに頭を悩ました方が有益じゃないかと思います。また時間短縮しながら経済的にも、高卒資格と同時にに大学入学資格も得ることができるのが、大きなメリットです。

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