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通信制大学を絶対に卒業するために必要な要件の一つ、それは学費捻出!

 

いかに学費を抑えて学ぶか?!

これは、大きな命題です。

通信制大学の特修生制度を活用して、
最終学歴:中卒から脱出すると決めたはいいが
学費はどうやって捻出したらよいのか?

 

世間では、“学費の安い通信制大学”と言われていますが、
それは通学制の国立大学、私立大学に比べて安いだけであって
通信制大学を普通に卒業しても、100万前後の大金が必要になってきます

選ぶ通信制大学によって、“特修生にかかる学費”も変わってきますが
今後無事入学資格を取得して、通信制大学の正科生となって学んでいく上でも、
単位修得の方法以上に知っておいた方がよいのが、学費捻出方法です。

必ず役に立ってきますので、このページを参考にして
自分が希望する通信制大学の学費計画を立ててみましょう!

 

通信制大学の学費を捻出する制度は4つ!

 1.奨学金
 2.高等教育の修学支援新制度
(授業料・入学金の免除・減額+給付奨学金の支給)

 3.教育訓練給付金
 4.教育ローン
 
それでは要点だけをお伝えしますが、詳細については各通信制大学にご確認ください。

 

奨学金

奨学金は、学費の支払いを補助してくれる制度で、今すぐまとめて学費を支払うのが難しい方にとってはとても嬉しい制度です。

・日本学生支援機構の奨学金
・地方公共団体や民間団体の奨学金
・大学独自の奨学金

などで、
「給付型」と「貸与型」の2種類があります。

給付型奨学金:返済義務が発生しないもらえるタイプの奨学金です。つまり返さなくてもよい、もらえるお金です。成績優秀者など給付条件はちょっと厳しいですが、ダメもとでぜひ挑戦してみてください。

貸与型奨学金:返済義務が発生する借りるタイプの奨学金です。無利子と有利子とに分かれるので、利用する際は必ずチェックしましょう。有利子の場合、貸出を行う団体により金利は異なりますが、低金利の場合が多いので、返済の負担が少なく安心して利用できます。

※各奨学金制度の募集要項の中に、対象となる奨学生の“応募資格”欄がありますので、しっかり見るようにしてください。例えば、「4 年制の学部・学科生に限る。ただし通信教育課程及び夜間学部生、並びに留学生を除く。」と記載がある場合は申込はできません。

日本学生支援機構の奨学金

日本学生支援機構の奨学金は、卒業後に返済が必要な“貸与型”で、『無利息の第一種』と『利息付きの第二種』の2種類。募集人数が多く、他と比べて利用しやすい奨学金制度です。

無利息の第一種
①「経済的に学修が困難である」こと、②「成績優秀である」ことの2点が条件で、かなり狭き門です。
貸与月額5万円~8万8000円

利息付の第二種
有利子である代わりに比較的借りやすくなっています。利息も年間3%が上限に設定されていて安心して利用できます。
貸与月額5万円、8万円、10万円、13万円、15万円から選択します。
          

※第一種、第二種、併用もできます。
※選考は、成績や家計状況の審査で行われますが、社会人学生でも利用可能です。
※返済(返還)は貸与終了後6か月後から始まります。
※日本学生支援機構の奨学金は毎年在学届を提出することで在学中は返還に猶予が発生します。
※通信制大学はスクーリング受講者を対象に貸与を行われています。

 

地方公共団体や民間団体の奨学金

地方公共団体の奨学金制度
その地域の出身者や地域にある大学、専門学校、通信制大学への進学者などに向けた奨学金制度です。


民間団体の奨学金制度
貸与型と給付型に分かれます。採用人数は決して多くはありませんが、
成績優秀者や特定の技能に秀でた者などを対象としたものには、給付型の奨学金があります。

※申込みは、大学経由で行う場合と直接申し込む場合があったり、奨学金を借りられる条件や選考基準も団体により様々なため、“申込みたい奨学金”ある場合は、面倒がらず自分で調べてみてください。必ず自分に合った奨学金が見つかります。

大学独自の奨学金制度

“大学独自の奨学金制度”は、経済的に学費の支払いが厳しい学生を対象にしているケースが一般的ですが、成績優秀者を対象に、返済不要な給付型の奨学金制度や一部の学費減免制度を設けている通信制大学もあります。

※学校ごとに異なるため、入学したい通信制大学にどんな奨学金があるのかを調べてみてください。〔〇〇大学 奨学金〕で検索する出てきます。

 

高等教育の修学支援新制度

高等教育の修学支援制度は、家庭の経済状況に関わらず、進路に対する意識や進学に対する意欲があれば、大学、短期大学、高等専門学校、専門学校などの高等教育機関で学べる機会を確保できるように新設された支援制度です。

支援内容
「授業料・入学金の減額または免除」と返還不要の「給付型奨学金」の2つ。

対象になる学校
令和2年(2020年)4月より、大学等における修学の支援に関する法律に基づき、文部科学大臣により対象校として認定された学校に通う学生が支援を受けられます。

対象になる学生
①一定の要件を満たす住民税非課税世帯及びそれに準ずる世帯の学生であること
②進学先で学ぶ意欲がある学生であること

 

※大学無償化の対象になる大学は、文部科学省の「高等教育の修学支援新制度の対象機関リスト」 に掲載されています。掲載されている通信制大学は、サイバー大学、東京通信大学、星槎大学、産能大学、近畿大学、京都芸術大学、創価大学、放送大学、慶応義塾大学、新潟産業大学、日本大

参考:高等教育の修学支援新制度(文部科学省)

 

教育訓練給付金

通信制大学の教育訓練給付制度の指定講座を選択して終了(合格)することで、利用できる制度で、費用の20%最大10万円がハローワークから支給されます。

利用したい場合、入学したい通信制大学の講座が指定されているかを確認してみましょう。ただし、給付のタイミングが講座修了後のため要注意です。奨学金と合わせて使用できる制度なので、一時的に少しでも通信制大学の学費を抑えたい場合は合わせて検討してみてください。

 

教育ローン

教育ローンには、

国の教育ローン
日本政策金融公庫が実施する「教育一般貸付」です。
有難いことは、入学前に融資を受けることが可能なため、入学時の資金への利用ができます。日本学生支援機構の奨学金との重複利用も可能なので要チェックです。

公的機関の教育ローン
雇用・能力開発機構の「財形教育融資」など。

民間金融機関の教育ローン
銀行・労働金庫・JAなどが設けている教育ローンです。

大学が用意する提携教育ローン
大学が民間の金融機関と提携して教育ローンを提供するケースが増えています。審査が通りやすく、一般の教育ローンと比べて低利などのメリットや、在学中の利子を負担してくれる大学もあります。例えば、オリコの学費サポートプラン(学費分割払制)、セディナ学費ローンなど。


※様々な種類がありますので、まずは各機関に問い合わせてみましょう。

 

その他、通信制大学生活の諸経費を抑える【裏ワザ】

学割制度の活用
スクーリングの会場が本校・地方であっても、近くに住んでいなければ、交通費・宿泊費などが発生します。これがなかなか負担の大きい支出で、バカになりません。そこでスクーリングの交通費は学割を使えますから、有効活用して安く抑えましょう。まさに塵積(ちりつも)です!

テキスト代
教科書は大学特有のものもありますが、まずは新品を購入前に一度、ヤフオク・メルカリなどで中古本がないか、探してみてください。検索ワードは「〇〇大学 教科書(テキスト)」で。タイミングもありますが、ラッキーなことに以外と見つかる場合があります。何だか得した気分になります(^^)/。

 

まとめ

ほかにも学費捻出に役立つ制度は色々とありますから、一度自分が入学を希望する通信制大学の学費総額を計算して、支払いの計画を立ててみてはいかがでしょうか!

きっとそこから現実的に何をすべきか見えてくると思います。

通信制大学生は、「卒業するまでは、1円でも学費を抑えて学ぶ!」これは鉄則です。

そのためにも、各種奨学金、教育訓練給付金、高等教育の修学支援新制度、教育ローンを
上手く組み合わせて卒業を目指しましょう!


最後にもう一つお伝えしたいことがあります。

よく『学費の安い通信制大学一覧』という記事をみかけますが、創設趣旨も開講されている学部も、そして目指す方向性も通信制大学ごとに様々で、“学費の安さ”だけで一律に比較することはちょっと乱暴な意見だと思います。

このページでは学費つまりお金の話に特化して解説していますが、

最も大切なことは、あなた自身が人生を渡っていく上で、通信制大学で何を学びたいか!経済面も含めて、本当にそれを学べるのかどうか!だと思います。ぜひ学費(お金)のことだけではなく、自分に合った通信制大学をどこなのか研究してみてください。