最終学歴が中卒から、超・難関有名大学へ入学を可能にする方法があります。
1.通信制大学が実施する特修生制度
2.入学を希望する大学の編入学制度
この2つの制度を使った方法です。
※中卒者だけでなく高卒中退者(高卒資格がない方)も、通信制大学の特修生制度を利用できます。
通信制大学が実施する特修生制度
『特修生』とは、別名「入学資格取得生」と言います。普通は“高卒資格”がないと大学進学は出来ません。しかし高卒資格のない中卒者・高校中退者が、通信制大学が定める科目を履修し、所定の単位を修得すると正科生(大学卒業を目指す学籍)になることを認められる制度です。
ただし特修生制度には、注意点があります。下記の記事を参考にしてください。
大学編入制度
『大学編入制度』とは、専門学校や短期大学の卒業後、4年制大学の3年次(または2年次)への途中入学ができる文部科学省が認めている制度です。
全国にある700校以上の国公立大学、私立大学のうち、約7割以上の大学で編入学を実施され、約7,000人が毎年4年制大学に編入学しています。
「やる気」と「希望する大学の編入学試験対策を緻密に研究する探究心」さえあれば、編入合格できる可能性が十分あります。ぜひ、大学編入制度を上手に活用し、本当に行きたい大学への合格(成りたい自分)を勝ち取りましょう!
大学編入のメリット
①一般入試より入試科目が少ない
国公立大学、私立大学とも、試験科目は英語・専門科目・小論文・面接が主流です。ポイントとしては、特に英語を重視する傾向にあります。
②浪人するより経済的に安い
浪人して予備校に通う場合、必要になる費用は110万~150万円程度(相場としては130万円前後)。大学3年次に編入すれば、最短2年間で大学を卒業することができ、経済的な負担が軽くすみます。
③国公立大学・私立大学、複数校受験可能
大学編入学試験は、国公立大学・私立大学ともに、一般入試時期と違い、大学独自の日程で実施されます。スケジュールを上手にやりくりすれば、複数校の受験が可能です。
3年次編入できる超・難関有名大学
(2023年度編入試験要項から)×編入試験実施しない大学
旧七帝国大学
北海道大学:教育学部、法学部、理学部
東北大学:経済学部
東京大学:×
名古屋大学:文学部、人文教育学部、法学部、経済学部、情報学部
京都大学:法学部、経済学部
大阪大学:人間科学部、外国語学部、法学部、経済学部
九州大学:理学部
有名私立大学
慶應義塾大学:×
早稲田大学:×
明治大学:文学部、情報コミュニケーション学部
法政大学:文学部、法学部、社会学部、経営学部、現代福祉学部、キャリアデザイン学部、スポーツ健康学部
立教大学:×
同志社大学:神学部、文学部、社会学部、法学部、商学部、文化情報学部、理工学部、生命医科学部
立命館大学:理工学部
関西学院大学:神学部. 教育学部. 理学部
関西大学:文学部、法学部、商学部、社会学部、政策創造学部
※編入学の募集していない大学また学部があります。ぜひ【希望される大学名+編入学試験】で検索してみてください。